概要

『PIMD』は志賀基之博士(国立研究開発法人日本原子力研究開発機構・研究主幹)によって独自に開発された 並列分子シミュレーションを対象とするオープンソース・ソフトウェアです。この MPI Fortran 90 に基づくプログラムは Apache 2.0 License の範囲で、どなたでも無償でダウンロードし、ご利用になれます。

バージョン2.7.0では、N2P2とのインターフェイスが実装され、機械学習のニューラルネットワークポテンシャルを利用したシミュレーションが可能になりました。また、VASPバージョン6とのインターフェイスが実装され、第一原理密度汎関数理論を使用したシミュレーションも可能になりました。

特徴

『PIMD』に実装された内容は以下の通りです。

シミュレーション手法

アンサンブル

境界条件

ポテンシャル

PIMD コードの引用文献