受賞履歴

2024.07.21

河村拓馬研究副主幹、長谷川雄太研究員が「第35期可視化情報学会 学会賞(論文賞)」を受賞しました。

システム計算科学センターHPC・DX基盤技術開発室の河村拓馬研究副主幹、長谷川雄太研究員が「第35期可視化情報学会 学会賞(論文賞)」を受賞し、令和6年7月21日に第52回可視化情報シンポジウムにおいて表彰式が行われました。

当該賞は可視化情報学会から出版された論文を対象とし、可視化情報に関する学術の進歩・発展に独創的な寄与をし、顕著な貢献をなしたと認められる論文に贈られます。今年度は本論文が唯一の受賞論文として選定されました。本論文では、スーパーコンピュータを用いた原子力分野の大規模シミュレーションに対して、可視化から計算条件の変更までを実時間かつ対話的にフィードバック可能なIn-Situ制御技術を提案し、汚染物質拡散解析において放出源を探索する逆問題解析でその有効性を実証しました。



受賞業績: T. Kawamura, Y. Hasegawa, and Y. Idomura,

      “Interactive steering on in situ particle-based volume rendering framework”,

      Journal of Visualization 27, 89?107 (2024). https://doi.org/10.1007/s12650-023-00945-z

受賞日 : 令和6年7月21日

表彰機関: 可視化情報学会

表彰名 : 第35期可視化情報学会 学会賞(論文賞)

表彰件名: Interactive steering on in situ particle-based volume rendering framework

受賞者 : 河村拓馬、長谷川雄太

  • 部会業績賞 賞状