受賞履歴

2021.09.24

山口研究員が「日本放射化学会第65回討論会(2021) 若手優秀賞」を受賞しました。

システム計算科学センター・シミュレーション技術開発室の山口瑛子研究員は、日本放射化学会第65回討論会(2021)において「若手優秀賞」を受賞し、令和3年9月24日に行われた表彰式において表彰されました。

当該賞は、日本放射化学会第65回討論会(2021)における35歳未満の会員の発表対象として、優秀な発表を選定し表彰するものです。

対象となった研究は「EXAFSによるRaの⽔和状態と粘土鉱物への吸着状態の解明」です。ラジウムはがん治療にも用いられる元素ですが、扱いが難しいため、その詳細な性質は未解明です。 今回の研究では、大阪大学、東京大学及び機構内(先端基礎研究センター、物質科学研究センター)と連携し、放射光施設SPring-8を用いた実験とスーパーコンピューターを用いたシミュレーションを併用して、 環境中ラジウム原子の最も基本的な状態である水和状態についてミクロな構造の解明を行いました。

参考URL: http://www.radiochem.org/pdf/rad_nw45.pdf#page=31

  • 若手優秀賞賞状

表彰機関:日本放射化学会
表彰名 :日本放射化学会第65回討論会(2021) 若手優秀賞
表彰件名:EXAFSによるRaの⽔和状態と粘土鉱物への吸着状態の解明
受賞者 :山口瑛子