会議情報

2007.03.01

第15回 CCSEワークショップ「FBRサイクル研究開発への計算科学の活用」を開催しました。

開催日:

平成19年3月1日(木) 10:00-17:10

場 所:

東京都台東区東上野6-9 住友不動産上野ビル8号館 原子力機構システム計算科学センター 7階大会議室

申込先:

原子力機構システム計算科学センター CCSEワークショップ事務局

参加費:

無料

主 催:

原子力機構システム計算科学センター

共 催:

原子力機構次世代原子力システム研究開発部門・日本原子力学会「大規模シミュレーション」研究専門委員会

開催目的:

近年、計算機性能及びその利用技術の向上に伴い、原子力分野においても大規模かつ精緻な数値シミュレーションが可能となってきた。この結果、高コストの実験の一部あるいは大部分を数値シミュレーションにより代替することで研究開発を加速する応用分野が増えつつある。高速増殖炉サイクルの研究開発においても、開発期間の短縮や費用の削減を目的として、熱流動解析や構造解析コードを中心とした計算科学的手法の活用を進めている。本会合において、スーパーコンピュータ上の高速化技術及び数値計算法を専門とする計算科学分野の研究者と高速増殖炉サイクルのシステム開発に従事する研究者の連携の成果を広く公表し、当該分野の発展に資する。

【プログラム】

10:00-10:10

開会挨拶
●矢川 元基 (原子力機構 システム計算科学センター)

10:10-10:40

基調講演「FBRサイクル実用化研究開発の課題」
●岩村 公道(原子力機構 次世代原子力システム研究開発部門)

10:40-11:10

「蒸気発生器球形管板の大規模熱過渡応力解析」
●笠原 直人(原子力機構 FBR要素技術ユニット)
●羽間 収(原子力機構 システム計算科学センター)

11:10-12:00

「設計工学と計算科学-大口径高流速配管システムの成立性評価に向けて-」
●村松 壽晴(原子力機構 設計統括ユニット)

休憩

13:00-14:00

招待講演「FBR研究開発における計算科学の役割」
●山口 彰(大阪大学 大学院工学研究科)

14:00-14:30

「メソスケールモデリング手法によるヘリウムバブルの動的挙動シミュレーション」
●鈴土 知明(原子力機構 システム計算科学センター)

14:30-15:00

「原子力基礎工学研究部門における計算科学研究の取り組み」
●加治 芳行(原子力機構 燃料・材料工学ユニット)

休憩

15:30-16:00

「高速炉におけるナトリウム燃焼挙動評価-評価手法と解析例-」
●大野 修司(原子力機構 FBRシステムユニット)

16:00-16:30

「高速炉上部プレナム内カバーガス巻き込み現象への数値解析の適用」
●大島 宏之(原子力機構 FBRシステムユニット)

16:30-17:00

「燃料開発への計算科学の適用-物性値の予測-」
●加藤 正人(原子力機構 プルトニウム燃料技術開発センター)

17:00-17:10

閉会挨拶
●平山 俊雄(原子力機構 システム計算科学センター)