会議情報

2005.09.06

第12回 CCSEワークショップ「材料強度のマルチスケールモデリング」を開催しました。

開催日:

平成17年9月6日(火)

場 所:

日本原子力研究所 計算科学技術推進センター 大会議室

主 催:

日本原子力研究所 計算科学技術推進センター

原子力材料研究においては、応力腐食割れや照射脆化等につきマルチスケールの観点から現象の解明を行うことが必要とされている。
本ワークショップでは、原子のレベルから連続体レベルまでの広範囲な数値シミュレーションによる研究成果、及び実験結果やその数値モデリング等に関する最先端の講演を行い、異なる分野を超えて人材を結集して議論することにより、上記問題解決のために必要な新たな数値手法の開発や実験と数値シミュレーションの連携等の可能性について理解を深める。

【プログラム】

10:30-10:40

ワークショップの趣旨
●蕪木 英雄(原研 計算科学技術推進センター)

10:40-11:20

材料の理想強度と変形のEnergetics
●尾方 成信 (大阪大学)

11:20-12:00

第一原理計算による不純物の粒界偏析と脆化の研究
●山口 正剛 (原研 計算科学技術推進センター )

昼食

13:30-14:10

高エネルギー電子線照射下での非平衡粒界構造変化・偏析挙動
●坂口 紀史(北海道大学)

14:10-14:50

金属の既存欠陥近傍の損傷構造を用いた中性子照射下の点欠陥過程の検出
●義家 敏正 (京都大学)

休憩

15:15-15:55

高温水中304ステンレス鋼応力腐食割れの発生・進展シミュレーション
●釜谷 昌幸 (原子力安全システム研究所)

15:55-16:35

粒界割れのメソスケールシミュレーション
●板倉 充洋 (原研 計算科学技術推進センター)

16:35-17:00

議論及び閉会の挨拶