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会議案内

第24回CCSEワークショップ「先端的計算機の発展とモデリング&シミュレーション技術への期待と展望」開催

これまでに開催されたCCSEワークショップ 


【概要】

開催日:

平成24年6月19日(火)

場所:

東京大学柏キャンパス総合研究棟6階大会議室

主催:

日本原子力研究開発機構・システム計算科学センター

共催:

東京大学・人工物工学研究センター
科学技術振興機構・戦略的創造研究推進事業(CREST)「原子力発電プラントの地震耐力予測シミュレーション」研究チーム
日本原子力学会・計算科学技術部会
日本計算力学連合

システム計算科学センター(CCSE)は、先端的計算機の発展と共に成長する原子力分野のモデリングとシミュレーション技術(M&S)の将来方向を模索するため、ポスト京コンピュータにおける計算科学の進むべき方向性を課題として、第24回CCSEワークショップを開催しました。会合では、CREST研究課題「原子力プラントの地震耐力予測シミュレーション」に関する研究成果の報告とともに、先端的計算機を用いた原子力分野におけるM&Sの可能性について議論しました。

第一部では、「CREST研究チームによる研究の成果と今後の展望」をテーマに、各研究責任者から報告がありました。

 ○吉村忍教授(東京大学)
  ・CREST「地震耐力予測シミュレーション」の全体計画、成果の概要、プロジェクト終了に向けた成果のまとめ方について
  ・ADVENTUREを用いたマルチスケール連成モデリングの成果について
 ○市村強教授(東京大学)
  ・建屋・炉容器・機器解析M&Sにおける階層型解析の概要と適用例や地殻構造モデルの高度化手法について
 ○佐藤聡氏(原子力機構・原子炉施設安全評価研究ユニット)
  ・TRACコードをベースにした実機原子炉に対する核熱連成解析の成果について
 ○三澤丈治氏(原子力機構・核工学・炉工学ユニット)
  ・ACE-3Dによる地震時燃料集合体内沸騰二相流解析の成果について
 ○西田明美氏(原子力機構・システム計算科学センター)
  ・地震耐力予測シミュレーションにおける解析間データ連携機能の開発について
 ○酒井理哉氏(電力中央研究所)
  ・大規模数値シミュレーションにおいて相互作用が生じる建屋−機器の部位でのモデル化に着目した振動実験の成果について

第二部では、「先端的計算機の発展とモデリング&シミュレーション技術への期待と展望」をテーマとした2件の招待講演とCCSEからの成果報告及び討論が行われました。

基調講演
・矢川元基教授(東洋大学)から、「計算科学技術に関する2,3の課題」と題して、次世代スーパーコンピュータ開発の意義、計算科学技術の応用例等について講演がありました。

特別講演
・奥田洋司教授(東京大学)から「ポストペタスケール有限要素法に向けて」と題して、数十万コア、メモリ律速という状況でスケーラビリティを達成するための有限要素法プログラミング戦略について講演がありました。

CCSE成果報告
・武宮博高度計算機技術開発室長から、CCSEの計算機科学技術開発の成果の報告とともに、ペタスケール−エクサスケール・シミュレーションを展望した技術開発指針について説明がありました。

【成果】

福島第一原発の事故により原子力施設の事故時解析やM&Sの重要性が増してきた社会情勢の中、かつてない規模のメニィコア構成の「京」が本格稼働を開始し、M&Sのより一層の高度化が期待される状況において、CREST研究課題「原子力プラントの地震耐力予測シミュレーション」を中心とする原子力分野のM&Sに従事する研究者が一堂に会したことで活発な議論がなされました。また、CCSEの今後の研究開発指針を眺望する上で非常に有意義な意見交換ができました。

参加者:
73名(大学;15名、民間41名、原子力機構;17名)

主な参加機関:
海洋研究開発機構、計算科学振興財団、竹中工務店、清水建設、東京電力、日立製作所、日本SGI、東京大学、東京都市大学、東洋大学、諏訪東京理科大学、日本原子力研究開発機構

【講演原稿】

講演原稿はこちらからダウンロードできます。