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会議案内

第23回CCSEワークショップ「原子力計算材料科学 −基礎から工学応用(高経年化・廃炉等)への展開−」開催

これまでに開催されたCCSEワークショップ 


【概要】

開催日:

平成24年1月20日(金)

場所:

東京大学柏キャンパス総合研究棟6階大会議室

主催:

日本原子力研究開発機構・システム計算科学センター
東京大学・人工物工学研究センター

共催:

日本原子力学会・計算科学技術部会

原子力機構・システム計算科学センター(CCSE)は、原子力に役立つ計算科学基盤技術の開発と原子炉構造材における照射効果とそれに伴う経年変化等を課題に、東京大学人工物工学研究センター(RACE)との研究連携を開始したことを受け、連携後初の技術交流会として、第23回CCSEワークショップを開催しました。本ワークショップでは、原子力計算材料科学に関する双方のこれまでの研究成果を紹介するとともに、連携の進め方や期待できる成果の見通しについて議論しました。

開会挨拶において、RACEの影山和郎センター長から、CCSEとRACEが研究連携を開始した経緯や今後の指針について説明がありました。基調講演では、山内豊明氏(日本原子力発電株式会社)から、現在稼動中の軽水炉50基と運転を終了した9基の廃炉措置に向けた電力会社の取組みについて、講演が行われました。一般講演では、CCSEの鈴土知明氏から、照射材料モデリングにおけるキネティックモンテカルロの役割について、同じく板倉充洋氏から、オーステナイト鋼の原子間ポテンシャル開発について講演がありました。また、RACEの沖田泰良教授から、実験的アプローチからの計算科学への貢献について講演がありました。さらに、東京大学大学院工学系研究科の佐野貴士氏から、ミクロ組織検出のための非破壊検査技術開発について、同じく菊池大朗氏から、イオン加速器に関する分子シミュレーションについて講演がありました。最後に、CCSEの村松健センター長から、ミクロ組織を観測する(ミクロレベルのシミュレーションと直接比較できる)技術など若い研究者の取り組みを聞き、今後の連携に向けてよい触発を受けた旨の閉会挨拶があった。

福島第一原発の事故により原子力発電所の廃止措置に関する技術確立が喫緊の課題となっている社会情勢において、日本原子力発電株式会社の山内豊明氏から現場ならではの考え方や取り組み方針について知見を得られたことは、CCSEとRACEの研究連携の方向性を決める上で大変貴重な情報収集の場となりました。また、原子炉構造材に関わる研究者が一堂に会したことでシミュレーション手法に関わる詳細な議論等活発な意見交換ができました。

なお、本ワークショップには、46名(大学(19名)、民間(9名)、原子力機構(18名))の参加がありました。

【講演資料】

講演資料はこちらからダウンロードできます。