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会議案内

第20回CCSEワークショップ「ペタフロップスに向けた先進的計算技術」開催

これまでに開催されたCCSEワークショップ 


【概要】

開催日:

平成21年4月24日(金)

場所:

システム計算科学センター(上野)

主催:

(独)日本原子力研究開発機構・システム計算科学センター

共催:

シュツットガルト大学高性能計算センター
(社)日本原子力学会計算科学技術部会

本ワークショップは、文科省が10ペタフロップス級の次世代スーパーコンピュータ開発プロジェクトを推進している現状に鑑み、原子力分野におけるHPC技術開発の重要性が高まりつつある点を踏まえ、ペタフロップス・コンピューティングの実現に向けた計算機利用技術の模索をテーマとして開催されました。

会合は三部構成となっており、第一部では、ベクトル計算機による高速化技術を開発してきた東北大学のサイバーサイエンスセンターから、SX-9の使用経験に基づく性能評価結果やツールの有効性に関する報告がありました。第二部では、CCSEの共同研究の相手先である、シュツットガルト大学高性能計算センター(HLRS)から、HLRSが構築中のベクトル型計算機を主軸としたハイブリッド・システムにおける可視化技術やツール開発の課題や現状、およびHLRSを中心として欧州において形成されたHPCに関わるコミュニティ活動について報告がありました。第三部では、CCSEを中心とする並列計算に関わる技術開発事例について報告がありました。 (プログラム参照

【成果】

ペタフロップス級の計算機資源の実用上の性能効率を上げるためには、計算アルゴリズムに対し極めて高い並列性が要求されることに加え、ユーザプログラムのレベルでのキャッシュ制御機能が重要である点が再認識されました。また、ベクトル並列、スカラ並列および画像専用プロセッサから構成されるハイブリッド・システムが、科学技術計算分野で今後も重要性が高まると思われる流体計算やマルチスケール・シミュレーションに有用であることもわかりました。得られた知見に基づき、並列プログラミングの実装を中心とした、HPC分野における一層の技術開発を進める必要性が確認されました。

なお、本ワークショップには、機構内より23名、機構外より25名(うち国外5名)、合計48名の参加がありました。

【講演原稿】

講演原稿はこちらからダウンロードできます。